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「最近、ブラシにつく髪の毛が増えた気がする」「シャンプーのあと、排水口にたまる髪の量にドキッとした」という経験はありませんか。涼しくなってくるこの時期、急に抜け毛が増えて不安になる方は少なくありません。
- ブラシにつく髪の毛の増加
- 排水口にたまる髪の量
- このまま薄くなるのではという不安
- 様子を見てよいのかという迷い
実は、秋は1年の中でも抜け毛が増えやすい季節です。

急に抜け毛が増えて、病気なのかと心配になってしまって。

季節によるものかもしれませんよ。私も10月に入ってからブラシにつく髪が増えましたよ。
この記事では、美容師の視点から秋に抜け毛が増える理由と、いつまで続くのか、注意したい抜け毛の見分け方、秋にしておきたいケアを紹介します。40代・50代・60代の方にぜひ知っておいてほしい内容です。
- 9月〜11月の抜け毛は焦らない
- ふだんどおりのお手入れを続ける
- シーズン以外に増えたら注意する
秋に抜け毛が増える理由

秋に抜け毛が増えるのは、めずらしいことではありません。夏から秋へと季節が変わるなかで、髪も生え変わりの時期を迎えるといわれています。
ここでは、秋に抜け毛が増える理由として考えられることを紹介します。夏の過ごし方が、秋の抜け毛に関係していることもあるのです。ことしの夏をふり返りながら、読んでみてください。
ふだんの倍抜けるともいわれる秋
秋の抜け毛は、ふだんの倍ほど抜けるともいわれています。
季節の変わり目に、髪が生え変わる時期を迎えるためと考えられています。倍近く抜けたとしても、季節によるものであることが多いのです。
まずは、季節による変化があると知っておくだけでも、気持ちが楽になるでしょう。
夏の紫外線や汗の影響
夏に受けた紫外線や汗の影響も、秋の抜け毛に関係しているといわれています。
夏は、頭皮が強い日差しや汗にさらされる季節です。夏のあいだに受けた影響が、秋になって抜け毛として出てくることもあるのです。
夏の頭皮ケアは、秋の髪のためにも心がけておきましょう。
夏の食生活も関係している
夏の食生活も、秋の抜け毛と関係していると感じます。
暑い夏は、そうめんなどあっさりしたものばかりになりがちです。サロンでお客様を見ていると、夏にあっさりしたものばかり食べていると、秋により抜ける傾向があると感じます。
夏こそ、バランスのよい食事を心がけたいものです。
秋の抜け毛はいつまで続くか

秋の抜け毛が増えると、「いつまで続くの?」と不安になるでしょう。秋の抜け毛は、9月から11月いっぱいが目安です。この期間は、抜け毛が多めでも様子をみてよいと考えています。
ここでは、秋の抜け毛が続く期間の目安と、私自身の体験を紹介します。あわせて、サロンで感じている、秋の抜け毛についての意外な事実もお伝えしましょう。知っておくだけで、毎日の不安が少し軽くなるはずです。

9月から11月いっぱいが目安
秋の抜け毛が続くのは、9月から11月いっぱいが目安です。
この時期に抜け毛が増えても、季節によるものであれば、12月ごろには落ち着いてくることが多いでしょう。
あせらず、季節が過ぎるのを待ってみてください。
私も10月に入って増えた
実は私も、10月に入ってから、ブラシにつく髪の毛の量が特に増えました。
ただ、季節による問題のない抜け毛だと認識しているので、ふだんどおりのお手入れを続けています。特別なことは何もしていません。
美容師の私でも抜け毛は増えるので、どうか安心してくださいね。
知らない方が多い秋の抜け毛
サロンでお話をしていると、秋の抜け毛について知らない方が多くて驚きます。
抜け毛が増えたことで、病気ではないか、このまま薄くなるのではないかと心配される方も少なくありません。秋に抜け毛が増えること自体は、季節による自然な変化であることが多いのです。
まわりで不安に思っている方がいたら、ぜひ教えてあげてください。
注意したい抜け毛の見分け方

秋の抜け毛は季節によるものが多いとはいえ、なかには注意したい抜け毛もあります。季節によるものかどうかを見分けるためには、時期や期間に目を向けることが大切です。
ここでは、サロンでお伝えしている見分け方の目安を紹介します。ただし、これはあくまで目安です。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関に相談してください。図解とあわせて確かめてみましょう。

シーズン以外に増えたとき
注意したいのは、9月から11月以外の時期に、急に抜け毛が増えたときです。
季節に関係なく抜け毛が増えた場合は、ほかの原因があるかもしれません。シーズン以外の急な変化は、様子をよく見ておくことが大切です。
出産のあとに抜け毛が増えることもあります。
年単位で続いているとき
抜け毛が多い状態が、年単位で続いているときも注意が必要です。
季節の抜け毛であれば、時期が過ぎると落ち着いてきます。何年も抜け毛が多い状態が続いているなら、一度相談してみるのがおすすめです。
抜け毛の原因については、40代50代の抜け毛の記事でくわしく紹介しています。
髪が長いと多く感じやすい
髪が長い方は、抜け毛が実際より多く感じられることもあります。
長い髪は1本でも目立つので、同じ本数でも量が多く見えやすいのです。本数より、いつもと比べてどうかに目を向けてみましょう。
季節や髪の長さもふまえて、落ち着いて様子をみてください。
秋にしておきたい髪と頭皮のケア

秋の抜け毛は、季節によるものであれば心配しすぎなくて大丈夫です。ただ、抜けたあとに生えてくる髪のために、今からできることがあります。
ここでは、次に生える髪のための生活の見直しと、来年の夏に向けた準備、続けたい頭皮のお手入れを紹介します。どれも、特別なことではありません。毎日の暮らしのなかで、できることから取り入れてみてください。
次に生える髪のための生活
正常な抜け毛であっても、次に生えてくる髪が細かったり、ハリやコシがなかったりする場合もあります。
だからこそ、食生活、ストレス、睡眠時間、運動、髪のお手入れなどに気を使って生活してほしいと思います。次に生える髪は、今の生活でつくられていくのです。
- バランスのよい食事
- ため込みすぎないストレス
- しっかりとる睡眠時間
- 体を動かす習慣
- 毎日の髪のお手入れ
全部を完璧にしなくても大丈夫なので、できるところから見直してみましょう。
来年の夏に向けた準備
秋の抜け毛を少しでも穏やかにしたいなら、来年の夏の過ごし方も大切です。
夏はバランスのよい食生活を心がけ、紫外線対策もしておきましょう。秋の髪のためのケアは、実は夏から始まっているのです。
ことしの秋の様子を、来年の夏に生かしてみてください。
育毛剤は続けるケアとして
育毛剤は、秋だけの対策ではなく、ふだんから続ける頭皮のお手入れとして取り入れるのがおすすめです。
育毛剤は、頭皮環境を整えて、頭皮をすこやかに保つためのものです。だからこそ、季節に関係なく、毎日続けることが大切だと考えています。
マイナチュレは、公式サイトでは女性用の薬用育毛剤(医薬部外品)として紹介されています。選び方と使い方は、50代の薄毛と育毛剤の記事もあわせてご覧ください。
秋の抜け毛で焦らなくていい理由

抜け毛が増えると、何かしなければと焦ってしまうものです。けれども、季節による抜け毛であれば、焦って新しいことを始めなくても大丈夫です。
ここでは、秋の抜け毛で焦らなくていい理由を紹介します。私自身がどう過ごしているかもあわせてお伝えしましょう。不安な気持ちを少しでも軽くして、いつもどおりの毎日を過ごしてください。
ふだんどおりのお手入れでいい
季節による抜け毛であれば、ふだんどおりのお手入れを続ければ大丈夫です。
私も、10月に抜け毛が増えたときに、特別なことはしていません。基本の洗い方と、いつものお手入れを続けることを大切にしています。
洗い方の基本は、シャンプーの基本の洗い方の記事で紹介しています。
焦って始めても効くころには落ち着く
抜け毛が気になって、あわてて育毛剤やサプリメントを始める方もいるでしょう。
ただ、焦って始めても、効果が出るころには秋の抜け毛は落ち着いていると思われます。秋の抜け毛のためだけに、あわてて何かを足す必要はないのです。
続けるケアとして考えるなら、季節に関係なく始めてかまいません。
春ごろに短い毛が生えてくる
秋に抜けた分は、春ごろに短い毛として生えてくるといわれています。
春になって、生え際やトップに短い毛を見つけたら、それは新しく生えてきた髪かもしれません。新しく生えてくる短い毛を、大切に育てていきましょう。
頭皮をいたわる習慣として、40代50代の頭皮マッサージの記事も参考にしてください。
秋の抜け毛のよくある質問

ここでは、秋の抜け毛についてよく聞かれる疑問をまとめました。抜け毛が気になって不安なときの参考にしてください。
髪や頭皮の状態は人によって違うため、ここでの答えがすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関に相談すると安心です。気になる質問から読み進めてみてください。
【Q1】1日にどのくらい抜けると多いか
抜け毛の本数は人によって違うので、何本以上なら多い、とは一概にいえません。
大切なのは、本数を数えることより、いつもと比べて増えているか、季節によるものかを見ることです。
数えすぎて不安になるより、時期と期間に目を向けてみてください。
【Q2】シャンプーを控えたほうがいいか
抜け毛が気になるからといって、シャンプーを控える必要はありません。
シャンプーのときに抜ける髪は、もともと抜ける準備ができていた髪です。頭皮を清潔に保つためにも、基本の洗い方を続けることが大切です。
ただし、1日に何度も洗ったり、ゴシゴシこすったりする洗いすぎは控えましょう。
【Q3】カラーは控えたほうがいいか
季節による抜け毛であれば、カラーをすべてやめる必要はないと考えています。
ただ、気になる方は、頭皮に薬剤がつかないように塗ってもらうよう、美容師に伝えてみてください。染める間隔をあけることも、頭皮をいたわる方法のひとつです。
染める間隔の目安は、白髪染めの頻度の記事で紹介しています。
【Q4】病院に行く目安は
シーズン以外に急に増えたときや、年単位で続いているときは、医療機関に相談しましょう。
頭皮に赤みやかゆみがあるとき、円形に抜けているときは、皮膚科で相談するのが安心です。更年期の不調もあるときは、婦人科に相談するのもよいでしょう。
年齢による髪の変化については、更年期と髪の変化の記事もあわせてご覧ください。
【Q5】60代でも同じように考えていいか
秋の抜け毛は、年代に関係なく起こるものです。
ただ、年齢を重ねると、正常な抜け毛であっても、次に生えてくる髪が細かったり、ハリやコシがなかったりする場合もあります。だからこそ、ふだんの生活とお手入れを大切にしてほしいと思います。
食事や睡眠、体を動かすことなど、できることから続けていきましょう。
大人女性の秋の抜け毛対策まとめ

秋は、ふだんより抜け毛が多くなる時期です。9月から11月いっぱいの抜け毛は、焦らずふだんどおりのお手入れを続けましょう。
- 9月から11月いっぱいが抜け毛の目安
- 夏の紫外線や食生活も関係する
- シーズン以外や年単位で続く抜け毛は注意
- 次に生える髪のための生活の見直し
- 春ごろに生えてくる短い毛を大切に
まずは今日から、抜け毛の本数を気にしすぎず、いつものお手入れを続けてみてください。それが、春に生えてくる髪を大切に育てる第一歩になります。
「この抜け毛は季節のものか不安」「次に生えてくる髪のためにできることを知りたい」という方は、担当の美容師に相談してみませんか。今の髪と頭皮に合うお手入れを、一緒に考えていきましょう。


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