50代で縮毛矯正をやめたい…やめどきと、やめる途中の髪型を美容師が解説

50代で縮毛矯正をやめたい…やめどきと、やめる途中の髪型を美容師が解説 ヘアケア

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「縮毛矯正、いつまで続ければいいんだろう」「もうやめたいけれど、伸びてきたクセが怖い」と悩んでいませんか。50代になると、時間やお金、髪への負担を考えて、やめどきに迷う方が増えてきます。

こんなお悩みありませんか
  • 終わりが見えない定期的な縮毛矯正
  • やめたあとのクセへの不安
  • やめる途中の扱いにくい髪
  • ペタンコで老けて見える印象

縮毛矯正をやめるかどうかに、正解はありません。ただ、くせ毛はスタイリング次第で素敵になることもあるのです。

読者さん
読者さん

何十年も縮毛矯正をしているので、自分のクセがどんなものかわからないんです。

美容師
美容師

そういう方は多いですよ。やめるにしても続けるにしても、まずは今の髪を見ながら一緒に考えましょう。

この記事では、現役美容師の視点から、縮毛矯正をやめると髪がどうなるか、やめる・続けるの考え方、やめる途中の乗り切り方、実際にやめたお客様の例を紹介します。

今日からできる3つのこと
  • やめたい理由と続けたい理由を書き出す
  • 伸ばしながら毛先を少しずつ切ると決める
  • 結べる長さを目安にする

縮毛矯正をやめたい理由

縮毛矯正をやめたい理由|いつまで続けるの?

縮毛矯正をやめたいと話してくださるお客様には、いくつか共通する理由があります。なかでも多いのが、いつまで続ければいいのか終わりが見えないという悩みです。

ここでは、50代の方からよく聞く、縮毛矯正をやめたい理由を紹介します。自分の気持ちに近いものがあるか、確かめながら読んでみてください。

終わりが見えない

縮毛矯正は、伸びてきたクセに合わせて定期的にかけ続ける必要があります。

そのため、「いつまで続けられるのか」「いつまで続けないといけないのか」と、終わりが見えない不安を感じる方が多いのです。

年齢を重ねるほど、この先のことを考えるようになるのでしょう。

時間とお金がかかる

縮毛矯正は、施術に時間がかかり、料金もほかのメニューより高めです。

それを定期的にくり返すので、時間とお金の負担が重く感じられるようになります。

髪の傷みが気になって、やめたいと考える方もいます。

トップがペタンコで老けて見える

「縮毛矯正をすると老けて見える」という声も、よく耳にするものです。

おそらく、髪のボリューム、とくにトップのボリュームがなくなることが理由だと思います。

ボリュームの出し方は、50代の髪型とボリュームの記事も参考にしてください。

やめると髪はどうなるか

やめると髪はどうなるか|クセとまっすぐが混ざる

縮毛矯正をやめると、伸びてきた部分からクセが出てきます。しばらくは、クセとまっすぐな髪が混ざった状態になるのです。

ここでは、やめたあとに髪がどうなっていくのかを紹介します。前もって知っておくと、やめるかどうかを決めるときの参考になるはずです。

クセとまっすぐが混ざる

縮毛矯正をやめると、根元からは自分のクセのある髪が伸びてきます。

一方で、縮毛矯正をした毛先はまっすぐなままです。1本の髪の中に、クセとまっすぐが混ざることになります。

この状態が、毛先まで伸びて切りそろえるまで続きます。

かえってまとまりにくい

クセとまっすぐが混ざると、髪はかえってまとまりにくくなることも少なくありません。

伸びてきたクセが、まっすぐな髪を動かしてしまうからです。まっすぐとうねりが混ざった、ちぐはぐな見た目になりやすいでしょう。

根元はうねるのに毛先はまっすぐ、というように、場所によって髪の表情が変わってしまうのです。

クセの部分にアイロンが必要に

まとまりにくくなると、クセの部分にアイロンを通す必要が出てきます。

クセをアイロンで伸ばしてまっすぐにそろえるのは、手間はかかってもそこまで難しくありません。でも、その逆の、まっすぐな部分をクセっぽくそろえるのは難しいのです。そのため、クセのほうをまっすぐに合わせることになります。

なかには、部分的にでもアイロンをしないと外を歩けないと感じる方もいるかもしれません。やめる途中は、スタイリングの手間が一時的に増えると考えておきましょう。

やめる・続けるの考え方

やめる・続けるの考え方|くせによって答えが違う

縮毛矯正をやめたほうがいいのか、続けたほうがいいのかは、クセの強さや出方によって答えが違います。

ここでは、続けるよさとやめるよさを、それぞれ紹介します。どちらにもよいところがあるので、自分の暮らしに合うほうを考えてみてください。図解でも比べられます。

縮毛矯正を続ける・やめる(続けると乾かすだけでまとまる、やめるとくせを生かしてアイロンいらず)

続けるよさは時短

縮毛矯正のいちばんのよさは、時短になることです。

朝や夜に乾かすだけで、すとんとスタイルが完成するのは大きな魅力でしょう。

毎日のスタイリングの手間を減らしたい方には、続ける価値があります。

やめるよさはくせを生かせる

一方、やめることにもよさがあります。

くせ毛はスタイリング次第で素敵になるものです。くせ毛とともに生きていくと決めれば、伸びてきても気にならず、アイロンをかけるよりも時短になるかもしれません。

くせを生かしたセットに慣れると、毎日の支度がぐっと楽になる方もいます。

くせによって答えが違う

どちらがよいかは、くせによって違うので、一概には言えません。

クセの強さや出方、なりたい髪型、自分でセットできるかどうかで、向いている選択は変わってきます。

迷ったときは、担当の美容師に今のクセを見てもらいましょう。うねりについては、50代のうねりの記事でも紹介しています。

やめる途中の乗り切り方

やめる途中の乗り切り方|伸ばしながら少しずつ切る

縮毛矯正をやめると決めたら、いちばん大変なのがやめる途中の時期です。長さと重さで落ち着かせながら、少しずつ切り進めるのがコツです。

ここでは、サロンでおすすめしている乗り切り方を紹介します。図解とあわせて、やめる途中の過ごし方をイメージしてみてください。

縮毛矯正をやめる途中の乗り切り方(伸ばして長さと重さで落ち着かせる・毛先を少しずつ切る・困ったら結ぶ)

伸ばしながら少しずつ切る

やめる途中は、伸ばしながら少しずつ毛先を切り整えていくのがおすすめです。

縮毛矯正をした毛先を、カットのたびに少しずつ切っていくことで、だんだんと自分のクセの髪に入れかわっていきます。

あせらず、時間をかけて進めましょう。

短くしないほうがいい理由

一気に短く切ってしまう方法もあります。

ただ、短くするとクセのほうが勝って、かえって扱いにくくなりがちです。長年縮毛矯正をしてきた方は、自分のクセをどう扱えばいいか慣れていないことがほとんどなので、かなり難しいと思います。

なるべく長さと重さで、クセを落ち着かせたほうが扱いやすいでしょう。

結んで乗り越える

どうしてもまとまらない日は、結んで乗り越えるのもひとつの方法です。

結べる長さがあれば、なんとかなると考えておくと、気持ちが楽になります。

結ぶときは、なるべくゆったり結ぶようにしてください。

縮毛矯正をやめたお客様の例

縮毛矯正をやめたお客様の例|くせを生かして楽になった

ここでは、縮毛矯正をやめたお客様や、やめるか迷っているお客様の例を紹介します。やめ方は、一人ひとり違うものです。

自分に近い例があれば、参考にしてみてください。どの方も、自分のクセと向き合いながら答えを見つけています。

約2年かけてやめた方

とても強いくせ毛で、3か月に1回縮毛矯正をしていたお客様がいます。

その方は、約2年かけて縮毛矯正をやめました。自分ではアイロンで伸ばせないので、途中は結んだ状態で過ごしていたそうです。今はクセを生かすアドバイスをさせていただき、アレンジを楽しんでいらっしゃいます。

「かなり楽になった」とおっしゃっていました。

くせの強い部分だけに変えた方

半年に1回、全体に縮毛矯正をかけていたお客様の例です。

年齢とともにくせや髪質が変わってきたのか、全体的だったくせが、部分的に出るようになりました。今は、クセの強い部分だけを半年に1回かけているので、そこまでストレスがなくなったようです。

やめるか続けるかの二択ではなく、かけ方を変えるという選択もあるのです。

やめるか迷っている方

長年縮毛矯正を続けてきた方は、「くせ毛の自分の姿が想像できない」という不安を抱えていることが少なくありません。中学生のころから何十年もかけ続けているお客様も、同じことをおっしゃっていました。

迷っている方は、前回の縮毛矯正からの期間と、今どのくらいクセの髪が伸びているかを目安にしてみてください。そのお客様は前回から8か月ほどたち、肩につくボブで、全体の半分くらいがクセの状態でした。これは、やめることも、かけることもできる絶妙なタイミングです。

くせ毛の姿が想像できないときは、自分のクセに近い髪型の画像を見て、目を慣らしておくのがおすすめです。そのお客様には「カーリーヘア」で出てくるスタイルの画像をお見せして、まずはたくさん見てみてくださいとお伝えしました。くせを生かすならセットは必ず必要なこと、結べる長さがあればなんとかなることも、あわせて知っておくと安心です。

縮毛矯正をやめるときの疑問

縮毛矯正をやめるときの疑問|気になる疑問にお答え

ここでは、縮毛矯正をやめるときによく聞かれる疑問をまとめました。気になるものから読んでみてください。

クセの強さや髪の長さによって、答えが変わる場合もあります。迷ったときは、担当の美容師に相談すると安心です。

【Q1】やめるまでどのくらいかかるか

やめるまでの期間は、髪の長さによって変わります。

ショートで1年くらいが目安です。髪が長いほど、時間がかかると考えておきましょう。

結べる長さを保ちながら進めると、途中の時期も乗り越えやすくなります。

【Q2】縮毛矯正の髪にパーマはかけられるか

基本的に、縮毛矯正をした髪にパーマはかけられません。

かけたとしても、かかりがかなり弱いか、髪が崩壊しかねないのでおすすめしません。

くせを生かしたい場合は、縮毛矯正の部分を切ってからにしましょう。

【Q3】髪質改善に切り替えてもいいか

髪質改善といっても、使う薬剤や工程はお店によってかなりばらつきがあります。

縮毛矯正と変わらないことをする場合もあれば、トリートメントの場合もあり、本当にさまざまです。お店のメニュー紹介だけではわからない部分が多いので、安易に手を出さないほうが無難だと思います。

気になるときは、どんな施術なのかを事前にくわしく確認してみてください。

【Q4】くせを生かすにはセットが必要か

くせ毛を生かすなら、セットは必要です。

ただし、慣れてくれば、アイロンでまっすぐにするより早く仕上がることもあります。

セットの仕方は、担当の美容師に教えてもらうのがいちばんの近道です。

【Q5】アイロンで伸ばしながらやめてもいいか

クセの部分にアイロンを通しながら、やめる途中を乗り切る方もいます。

ただ、同じところに何度もアイロンを通さないようにしてください。しょっちゅう使うと、熱のダメージがたまって、かえってチリつくことがあります。

使うなら、温度を細かく調整できるアイロンを選びましょう。Nobbyのストレートアイロン(NIS700A)は、公式サイトによると、60〜200℃のあいだを5℃刻みで設定できるタイプとして紹介されています。

\ 温度を細かく調整できるアイロンを探している方に /

アイロンの使い方は、チリチリ毛・アホ毛の記事も参考にしてください。

縮毛矯正をやめたいときのまとめ

縮毛矯正をやめたいときのまとめ|自分のくせと向き合う

縮毛矯正をやめるかどうかに、正解はありません。くせによって答えが違うので、自分のクセと暮らしに合う選び方をしていきましょう。

この記事のポイント
  • 終わりが見えないことがやめたい理由に
  • やめるとクセとまっすぐが混ざる
  • 続けるよさは時短、やめるよさはくせを生かせること
  • 伸ばしながら少しずつ切り、結んで乗り越える
  • ショートで1年くらい、長いほど時間がかかる

やめる途中は大変ですが、くせを生かせるようになって楽になった方もいます。一部だけかけるなど、かけ方を変える選択もあります。

「やめたいけれど、自分のクセがどうなるかわからない」という方は、担当の美容師に相談してみませんか。今のクセを見ながら、自分に合う道を一緒に考えていきましょう。

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