40代50代にトリートメントは必要?美容師が教える選び方と正しい使い方

40代50代にトリートメントは必要?美容師が教える選び方と正しい使い方 ヘアケア

「高いトリートメントを使っているのに、手触りが変わらない」「若いころと同じケアでは、ツヤが出なくなった」と感じていませんか。40代50代になると、トリートメントに期待する気持ちと、実際の仕上がりの差に悩む方が増えてきます。

こんなお悩みありませんか
  • 使っても変わらない手触り
  • ベタつくか、パサつくかの両極端
  • わからないコンディショナーとの違い
  • 迷う洗い流さないトリートメントの選び方

トリートメントが効かないと感じるとき、商品そのものより、選び方や使い方に原因があることも少なくありません。

読者さん
読者さん

トリートメントを変えても、なかなか髪がまとまらないんです。

美容師
美容師

足りていないか、つけすぎているかのどちらかのことが多いんです。使い方から一緒に見直してみましょう。

この記事では、美容師の視点からトリートメントが効かないと感じる理由と、40代50代にトリートメントが必要な理由、コンディショナーとの違い、洗い流すものと洗い流さないものの使い分けを紹介します。今のトリートメントを見直すきっかけにしてください。

トリートメントが効かない理由

トリートメントが効かない理由|足りない?つけすぎ?

トリートメントが効かないと感じる方の髪を見ていると、原因は両極端に分かれることが多いと感じます。ツヤや手触り、まとまりが悪い方は、トリートメントの成分が足りていないか、つけすぎているかのどちらかなのです。

ここでは、その2つの理由と、見落としがちなシャンプーとの組み合わせについて紹介します。今の使い方がどちらに近いか、思い浮かべながら読んでみてください。原因がわかれば、見直すポイントもはっきりするでしょう。

成分が足りていない

1つ目は、トリートメントの成分が髪に足りていないことです。

つける量が少なかったり、毛先まで届いていなかったりすると、手触りの変化を感じにくくなります。今の髪の傷み具合に対して、補う力が追いついていない場合もあるのです。

量やつけ方、今の髪に合っているかを見直してみましょう。

つけすぎている

2つ目は、反対にトリートメントをつけすぎていることです。

たくさんつけたほうが効きそうに感じますが、つけすぎると髪が重くなり、ベタついてまとまりにくくなります。すすぎきれずに残ると、かえって仕上がりが悪くなることもあるのです。

しっとりさせたい気持ちが強い方ほど、量を見直してみてください。つけすぎで髪が乾きにくくなることもあるので、気になる方は、髪が乾かない原因の記事もあわせてご覧ください。

シャンプーとシリーズが違う

シャンプーとトリートメントを、別々のシリーズで使っている方もいるでしょう。

シャンプーとトリートメントは、同じシリーズで使うことを前提につくられています。組み合わせがちぐはぐだと、本来の仕上がりになりにくいのです。

できるだけ、同じシリーズでそろえて使うようにしましょう。シャンプーの選び方は、40代50代のシャンプーの選び方の記事で紹介しています。

トリートメントは必要か

トリートメントは必要か|ほとんどの人に必要なケア

トリートメントはつけなくてもいい髪もありますが、40代50代でトリートメントがいらない方は、とてもまれです。カラーをくり返していたり、年齢とともに髪の質が変わってきたりすると、補うケアが欠かせなくなるからです。

ここでは、ほとんどの方にトリートメントが必要な理由と、必要な髪のサインを紹介します。あわせて、なくてもいい髪についてもふれておきましょう。自分の髪がどれに当てはまるか確かめてみてください。

ほとんどの人に必要な理由

トリートメントがほとんどの方に必要なのは、シャンプーで落ちたものを補うためです。

シャンプーは汚れを落とすだけでなく、髪を守っているものまで少し落としてしまいます。落ちたぶんを補って、髪を整えるのがトリートメントの役割です。

シャンプーとトリートメントは、セットで考えるとよいでしょう。

トリートメントが必要な髪のサイン

次のような髪は、トリートメントでしっかり補ってあげたい状態です。

特に40代50代は、カラーや年齢による変化が重なりやすい年代です。ひとつでも当てはまるなら、トリートメントを使うことをおすすめします。

  • シャンプー後のきしみや引っかかり
  • カラーやパーマをしている髪
  • 気になるパサつきや広がり
  • 紫外線やドライヤーの熱によるダメージ

パサつきが気になる方は、40代の髪のパサつき対策の記事もあわせてご覧ください。

なくてもいい髪はまれ

トリートメントを使わなくてもいい髪も、ないわけではありません。

シャンプーのあとも指通りがよく、ツヤやまとまりに不満がない方は、なくても困らないことがあります。ただ、40代50代でそうした髪の方は、まれだと感じます。

迷ったときは、担当の美容師に髪の状態を見てもらいましょう。

コンディショナーとの違い

コンディショナーとの違い|内側と外側、役割のちがい

トリートメント、コンディショナー、リンスの違いがわからないという声もよく聞きます。実は今、この3つはかなり境目がなくなってきています。

それでも、役割の違いを知っておくと、自分に合うものを選びやすくなるでしょう。ここでは、今の考え方と、それぞれの役割の違いを紹介しましょう。商品を選ぶときのヒントにしてみてください。名前にまどわされず、中身で選べるようになるはずです。

トリートメントは髪の内側まで補うケア、コンディショナーやリンスは外側を整えて守るケア

境目がなくなってきている今

以前は、トリートメントとコンディショナーやリンスの役割は、はっきり分かれていました。

最近のコンディショナーには、髪の内側を補う働きを持つものも増えています。名前だけで役割を決めつけず、商品の特長を見て選ぶことが大切です。

迷ったときは、同じシリーズの中で今の髪に合うものを選びましょう。

内側まで補うトリートメント

違いをあえて分けるなら、トリートメントは髪の内側まで補うケアです。

カラーや熱で傷んだ髪の内側を補い、手触りを整えることを目的にしています。傷みが気になる髪には、トリートメントを選ぶのがおすすめです。

40代50代の髪には、心強い味方になってくれるでしょう。

外側を整えるコンディショナーとリンス

コンディショナーとリンスは、髪の外側(表面)を整えて守るケアです。

髪の外側をなめらかにして、指通りをよくしたり、乾燥から守ったりする役割があります。傷みが少なく、手触りにあまり不満がない髪に向いているといえます。

今の髪の状態に合わせて、使い分けてみてください。

洗い流す・流さないの使い分け

洗い流す・流さないの使い分け|流すものと流さないもの

トリートメントには、お風呂で洗い流すタイプと、乾かす前につける洗い流さないタイプがあります。2つは役割が違うため、どちらか一方ではなく、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。

ここでは、それぞれの役割と、洗い流さないトリートメントの選び方を紹介します。両方を上手に組み合わせると、毎日のまとまりが変わってくるでしょう。今使っているものの役割も確かめてみてください。

洗い流すトリートメントの役割

洗い流すトリートメントは、お風呂の中で使うトリートメントです。

つけてから洗い流すことで、余分なものは落ち、髪に必要なものだけが残るしくみになっています。毎日のケアの基本となるのが、この洗い流すトリートメントです。

シャンプーのあとは、毎回使うようにしましょう。

洗い流さないトリートメントの役割

洗い流さないトリートメントは、乾かす前や朝のスタイリングに使うトリートメントです。

基本の洗い方とトリートメントだけでは物足りない部分を補うためのものです。乾燥しやすい毛先や、広がりやすいところを中心につけましょう。

根元につけるとベタつきやすいので、毛先から中間を目安にしてください。

オイルとミルクは好みで選ぶ

洗い流さないトリートメントには、オイルやミルクなどの種類があります。

どちらがよいかは、髪との相性や仕上がりの好み、使う目的によって変わります。実際に使ってみて、香りや仕上がり感を確かめるのがおすすめです。

テスターやサンプルを活用して、自分好みのものを見つけてみてください。

効果を生かす使い方

効果を生かす使い方|置く前にひと手間

トリートメントは、つける場所と量、なじませ方で仕上がりが変わります。同じ商品でも、使い方ひとつで手触りの感じ方が違ってくるのです。

ここでは、トリートメントの効果を生かすための3つのポイントを紹介します。つけ方のくわしい手順は、シャンプーの基本の洗い方の記事でも紹介しているので、あわせてご覧ください。今使っているトリートメントのまま、使い方を変えるだけで手触りが変わることもあります。

トリートメントの効果を生かす順番(毛先中心に揉み込む→桶のお湯を20回ほどかける→置くならこのあとに置いてすすぐ)

毛先を中心につける

トリートメントは、毛先を中心につけていきます。

傷みやすいのは毛先なので、毛先から中間を目安にやさしく揉み込みましょう。根元や頭皮には、なるべくつけないようにしてください。

頭皮につくと、ベタつきの原因になることがあります。

置くなら揉み込みとお湯のあとに

トリートメントを置く時間を取るなら、その前にひと手間かけましょう。

置く時間にも意味はありますが、先にやさしく揉み込み、桶にためたお湯を手ですくって髪にかけることをくり返すほうがおすすめです。置くのであれば、この手順を終えたあとにしてください。

最後は、ぬるつきが残らないようにしっかりすすぎましょう。

適量を守る

トリートメントの量は、製品に書かれている目安を守りましょう。

少なすぎると補いきれず、多すぎると重くなってしまいます。髪の長さや量に合わせて、足りない・つけすぎのどちらにもならない量を見つけることが大切です。

仕上がりを見ながら、少しずつ量を調整してみてください。

トリートメントのよくある質問

トリートメントのよくある質問|気になる疑問にお答え

ここでは、トリートメントについて気になりやすい疑問をまとめました。商品を選ぶときや、今の使い方に迷ったときの参考にしてください。

髪の状態は人によって違うため、ここでの答えがすべての方に当てはまるとは限りません。迷ったときは、担当の美容師に今の髪を見てもらうと安心です。気になる質問から読み進めてみてください。毎日のケアを見直すヒントになればうれしいです。

【Q1】サロントリートメントは必要か

サロントリートメントは、あくまで今の手触りやツヤの悪さを一時的にしのぐためのものです。

受けた直後はなめらかになりますが、髪の状態を根本から変えるものではありません。大切なのは、毎日のホームケアを整えることです。

特別な日の前に、気分を上げるために取り入れるのもよいでしょう。

【Q2】毎日使ったほうがいいか

洗い流すトリートメントは、シャンプーのたびに使うのがおすすめです。

シャンプーで落ちたものを補うために、シャンプーとトリートメントはセットで毎回使うと考えましょう。

同じシリーズでそろえておくと、毎日のケアも迷わずに済みます。

【Q3】頭皮についてもいいか

トリートメントは、なるべく頭皮につけないようにしましょう。

頭皮につくと、ベタつきやかゆみの原因になることがあります。ついてしまったときは、すすぎの時間を長めにとることが大切です。

生え際やえり足は、特にすすぎ残しに気をつけてください。

【Q4】トリートメント後にパサつくとき

トリートメントを使ってもパサつく場合は、今の髪に合っていないことが考えられます。

成分が足りていないか、シャンプーとトリートメントの組み合わせが合っていない可能性があります。自己判断で次々に変えるより、美容師に髪を見てもらうほうが近道です。

購入しなくてもよいので、合いそうな商品を教えてもらうだけでもヒントになります。

【Q5】ヘアマスクは使ったほうがいいか

週に1〜2回の集中トリートメントやヘアマスクは、特におすすめしていません。

集中タイプは重くなりやすく、かえってまとまりにくくなることがあります。特別なケアを足すより、毎日のトリートメントを正しく使うことを大切にしましょう。

年齢による髪の変化が気になる方は、更年期と髪の変化の記事もあわせてご覧ください。

トリートメントの選び方まとめ

トリートメントの選び方まとめ|今の髪にちょうどいい量

40代50代のトリートメントは、ほとんどの方に必要なケアです。同じシリーズで選び、足りない・つけすぎのどちらにもならない使い方を心がけましょう。

この記事のポイント
  • 足りないかつけすぎかの両極端な原因
  • 40代50代のほとんどに必要なトリートメント
  • 内側まで補うトリートメントと外側を整えるコンディショナー
  • 洗い流すものと洗い流さないものの使い分け
  • 揉み込みとお湯のあとに置く使い方

まずは今夜、トリートメントの量と、揉み込んでからお湯をかける手順を見直してみてください。それだけでも、翌朝の手触りの違いに気づけるはずです。

「自分の髪に合うトリートメントがわからない」「今の使い方で合っているか不安」という方は、担当の美容師に相談してみませんか。今の髪の状態に合わせて、ちょうどいいケアを一緒に見つけていきましょう。

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