「染めてまだ2週間なのに、分け目の白髪が気になる」「次の美容室まで、なんとかごまかしたい」と感じていませんか。50代になると、白髪が伸びるスピードに染める間隔が追いつかなくなってきます。
- すぐに目立つ分け目や生え際の白髪
- わからない白髪隠しの選び方
- 塗ると不自然に見える仕上がり
- 服や枕に色がつかないかという不安
そんなときに頼りになるのが、洗えば落とせる白髪隠しです。ただ、選び方や使い方を間違えると、かえって白髪が目立ってしまうこともあります。

白髪隠しを使うと、塗った感じが出てしまうんです。

白髪隠しは、消そうとするより、ぼかすつもりで使うのがコツですよ。
この記事では、美容師の視点から50代におすすめの白髪隠しのタイプと、自然に見える色の選び方、つけ方のコツ、落とし方と注意点を紹介します。次のカラーまでを、気持ちよく過ごすための参考にしてください。
白髪隠しが活躍する場面

白髪隠しは、白髪染めの代わりではなく、染めるまでの間をつなぐものと考えると上手に使えます。毎回すべてを隠そうとするより、必要なときに気になる部分だけをぼかすのがおすすめです。
ここでは、白髪隠しが特に役立つ3つの場面を紹介します。自分の生活の中で、どんなときに使うと便利か考えながら読んでみてください。使う場面がはっきりすると、選ぶタイプも決めやすくなるでしょう。
次のカラーまでしのぎたいとき
いちばん多いのが、次のカラーまでしのぎたいときです。
白髪染めは、美容室なら1か月半に1回くらいが目安です。その間に伸びてきた根元の白髪を、白髪隠しで一時的にぼかしておくと、予約の日まで気持ちよく過ごせます。
染める間隔の考え方は、白髪染めの頻度の記事でくわしく紹介しています。伸びてきた白髪を目立ちにくくしたい方は、50代の白髪ぼかしの記事も参考にしてください。
急な予定が入ったとき
急な予定が入ったときにも、白髪隠しは心強い存在です。
写真を撮る日や人と会う日に限って、分け目の白髪が気になるものです。美容室に行く時間がなくても、数分で整えられるのが白髪隠しのよさといえます。
ひとつ持っておくと、いざというときに慌てずに済むでしょう。
カラーの間隔をあけたいとき
染める間隔をあけたいときにも、白髪隠しが役立ちます。
短い間隔で白髪染めを続けると、髪や頭皮への負担が重なっていきます。白髪隠しでつなぐことで、染める回数を無理なく減らせるのです。
髪と頭皮をいたわるための、上手な使い方といえるでしょう。
おすすめの白髪隠しのタイプ

白髪隠しにはいくつかのタイプがありますが、50代の方におすすめしているのは、ファンデーションタイプとマスカラタイプです。どちらも次のカラーまでしのぎたい方に向いていて、トップや生え際に使いやすいからです。
ここでは、それぞれのタイプの特徴と、スプレータイプをすすめない理由を紹介しましょう。自分が気になる場所に合うタイプを選んでみてください。タイプの違いを知っておくと、お店で迷いにくくなるはずです。

ファンデーションタイプ
ファンデーションタイプは、パフやチップで髪の表面に色をのせるタイプです。
分け目や生え際など、ある程度の範囲をまとめてぼかしたいときに使いやすいでしょう。トップや生え際の白髪を、ふんわりなじませるのに向いています。
ただし色移りしやすいので、落とし方の注意点もあわせて確かめておいてください。
マスカラタイプ
マスカラタイプは、ブラシで白髪に直接色をのせるタイプです。
生え際やもみあげなど、細かい部分を狙って塗りやすいのが特徴です。気になる白髪にピンポイントで使えるので、白髪がまだ少ない方にも向いています。
スプレータイプをすすめない理由
スプレータイプは、手軽に見えますが、あまりおすすめしていません。
いちばんの難点は、周りに飛び散ってしまうことです。さらに、一か所に濃くつきやすく、地肌にも色がついてしまいやすいのです。
自然にぼかしたいなら、ファンデーションタイプかマスカラタイプを選びましょう。
自然に見える白髪隠しの色の選び方

白髪隠しを自然に見せるためには、色選びがとても大切です。白髪隠しは、あくまでぼかすものと考えて色を選びましょう。白髪を完全に消そうとして濃い色を選ぶと、かえって不自然に見えてしまいます。
ここでは、色を選ぶときの3つのポイントを紹介します。今使っている白髪隠しがなんとなく浮いて見える方も、色が合っているか見直してみてください。色を変えるだけで、見え方が変わることもあります。

髪色に合わせて選ぶ
色は、今の髪色に合わせて選ぶのが基本です。
白髪を染めている方は、染めた髪の色に近いものを選びましょう。髪色と差が大きいと、白髪隠しをつけた部分だけが目立ってしまいます。
迷ったときは、明るい場所で髪にあてて比べてみてください。
やや明るめを選ぶ
髪色に近い色の中でも、やや明るめを選ぶのがおすすめです。
濃い色は、髪色と合わないときに浮いて見えやすくなります。少し明るめの薄い色のほうが、白髪と周りの髪の境目をやわらかくぼかせるのです。
暗めか明るめかで迷ったら、明るめを選んでみてください。
消すよりぼかす意識
白髪隠しを使うときは、白髪を消そうと思わないことが大切です。
白髪を完全に隠そうとすると、濃く塗り重ねてしまいがちです。白髪が少し見えていても、周りになじんでいれば十分と考えましょう。
ぼかすつもりで使うほうが、ぐっと自然に仕上がります。
自然に見せる白髪隠しのつけ方

白髪隠しは、つけるタイミングと量で仕上がりが大きく変わります。同じ商品でも、使い方ひとつで自然に見えるかどうかが違ってくるのです。
ここでは、自然に見せるための4つのコツを紹介します。どれも今日から取り入れやすいものばかりです。分け目を工夫して白髪を目立ちにくくする方法も紹介するので、白髪隠しとあわせて試してみてください。
セットのあとの仕上げにつける
白髪隠しをつけるのは、髪のセットが終わったあとがおすすめです。
先に白髪隠しをつけてからブラシやアイロンを通すと、色がこすれて落ちたり、手についたりしてしまいます。最後の仕上げにつけることで、きれいな状態を保ちやすくなります。
つけたあとは、なるべく髪を触らないようにしましょう。
トップと生え際に少しずつ
白髪隠しは、気になるトップや生え際に少しずつつけていきます。
一度にたくさんつけると、そこだけ色が濃くなってしまいます。薄くのせて、足りなければ少しずつ重ねるのがきれいに仕上げるコツです。
鏡を見ながら、少し離れて全体のなじみ方も確かめてください。
地肌につけないように
白髪隠しは、なるべく地肌につけないように使いましょう。
形状によっては地肌につきやすく、つくと見た目が不自然になります。髪の表面にのせるような気持ちで、根元の地肌を避けて塗るのがポイントです。
分け目の地肌は、特に目につきやすい場所なので気をつけてください。
分け目をジグザグにする
白髪隠しと一緒に試してほしいのが、分け目をジグザグにする方法です。
コームの柄などで、稲妻のようにジグザグに分け目をとってみましょう。髪が重なり合うことで、根元の白髪が紛れて目立ちにくくなります。トップもふんわりして見えるのもうれしいところです。
分け目の工夫は、50代の分け目が目立つ悩みの記事でもくわしく紹介しています。
白髪隠しの落とし方と注意点

洗えば落とせる白髪隠しは、その日のうちにしっかり落とすことが大切です。落としきれずに残ると、枕や服に色がついたり、頭皮に残ったりしてしまいます。
ここでは、白髪隠しを使った日の落とし方と、特に気をつけたい色移りについて紹介します。使う前に知っておくと、安心して毎日のお手入れに取り入れられるでしょう。ちょっとした気づかいで、服や寝具を汚す心配も減らせます。
その日のうちに洗い落とす
白髪隠しを使った日は、必ずその日のうちに洗い落としましょう。
つけたまま寝てしまうと、枕に色がついたり、頭皮に残ったりします。その日のうちにしっかり落とせれば、毎日使っても問題ありません。
夜のシャンプーを、白髪隠しを落とす時間と考えておくとよいでしょう。
基本の洗い方で落とす
白髪隠しを落とすときも、特別な洗い方は必要ありません。
ぬるま湯でていねいに予洗いをして、シャンプーは2度洗いし、しっかりすすぎましょう。基本の洗い方をきちんとすれば、白髪隠しも落としやすくなります。
洗い方の手順は、シャンプーの基本の洗い方の記事で紹介しています。
ファンデーションタイプの色移り
ファンデーションタイプを使うときは、特に色移りに注意しましょう。
粉が髪の表面にのっているため、手で触ったり、服や枕にこすれたりすると色が移りやすくなります。つけた日は、髪を触りすぎないように意識することが大切です。
服のえりや肩まわりも、ときどき確かめてみてください。
50代の白髪隠しのよくある質問

ここでは、白髪隠しについて気になりやすい疑問をまとめました。使う前や、使っていて不安になったときの参考にしてください。
白髪隠しを控えたほうがいい場面もあるので、あわせて確かめておきましょう。髪や頭皮の状態は人によって違うため、迷ったときは担当の美容師に相談すると安心です。気になる質問から読み進めてみてください。上手に使えば、毎日の気持ちもぐっと軽くなるはずです。
【Q1】毎日使ってもいいか
洗えば落とせる白髪隠しなら、毎日使ってもかまいません。
ただし、その日のうちにしっかり洗い落とすことが前提です。落としきれない日が続くと、頭皮に残ってしまいます。
使う日も使わない日も、夜のシャンプーをていねいに続けてください。
【Q2】雨や汗の日に使うとき
雨の日や汗をかく日は、白髪隠しを控えめにしましょう。
濡れると色が流れて、顔や首、服についてしまうことがあります。雨の日や運動をする日は、使う量を減らすか、使わないのが安心です。
どうしても使いたいときは、ハンカチやタオルを持っておくとよいでしょう。
【Q3】白い服を着る日
白や明るい色の服を着る日は、色移りに気をつけてください。
えりや肩まわりは、髪が触れやすく色が移りやすい場所です。白い服の日は、白髪隠しを使わないか、ごく少量にとどめるのがおすすめです。
つけるときは肩にタオルをかけるなどして、服に粉が落ちないように予防しておきましょう。手で払うと、かえって色が広がってしまうので気をつけてください。
【Q4】頭皮にかゆみがあるとき
頭皮にかゆみや赤み、傷があるときは、白髪隠しを使うのは控えましょう。
地肌につくと、刺激になってしまうことがあります。頭皮の調子が戻るまでは、分け目を変えるなどの工夫でしのぐのがおすすめです。
頭皮のかゆみが続く方は、頭皮のかゆみと乾燥の記事もあわせてご覧ください。
【Q5】美容室に行く日に使ってもいいか
美容室でカラーをする日に白髪隠しを使っていても、心配はいりません。
白髪隠しが残っている場合は、美容室で一度シャンプーしてから施術します。使っていることを伝えておけば、そのまま行って大丈夫です。
予約の日まで、気になる白髪は白髪隠しで上手にしのいでください。
50代の白髪隠しまとめ

50代の白髪隠しは、ファンデーションタイプかマスカラタイプを選び、髪色に合わせたやや明るめの色で、消すよりぼかす意識で使うことを大切にしましょう。
- 次のカラーまでをつなぐ白髪隠しの役割
- おすすめのファンデーションタイプとマスカラタイプ
- 髪色に合わせたやや明るめの色選び
- セットのあとに少しずつのせるつけ方
- その日のうちに落とす習慣と色移りへの注意
白髪隠しを上手に使えば、染める間隔を無理なくあけながら、毎日を気持ちよく過ごせます。まずは気になる分け目や生え際に、少しだけ試してみてください。
「自分に合う色がわからない」「白髪とのつき合い方を相談したい」という方は、担当の美容師に聞いてみませんか。今の髪色や白髪の量に合わせて、無理のない方法を一緒に考えていきましょう。


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