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「シャンプーをすすいでも、ぬるぬるがなかなか取れない」「これってすすぎ残し?それともこういうシャンプーなの?」と迷ったことはありませんか。毎日のことなのに、意外と答えがわからない悩みです。
- すすいでも取れないぬるぬる
- すすぎ残しかどうかわからない不安
- 何分すすげばいいかという疑問
- 体までぬるぬるする感じ
実は、ぬるぬるには、シャンプーがもともと持っている「すべり」と、ただのすすぎ残しの2つがあります。

ぬるぬるが残るのは、私のすすぎ方が悪いんでしょうか。

すべりが残るように作られたシャンプーもあるんですよ。ただ、迷ったら、すすぎが足りないと考えてたっぷり流すのがおすすめです。
この記事では、現役美容師の視点から、ぬるぬるが残る原因、すべりとすすぎ残しの見分け方、すすぎ残しで起こること、気になるときの見直し方を紹介します。
- すすぎは1分以上たっぷりのお湯で
- まずは今のシャンプーを見直す
- 髪を先に洗い、体はあとで洗う
すすいでもぬるぬるが残る原因

シャンプーのぬるぬるが残るのには、いくつかの理由があります。ぬるぬる=すすぎ残し、とは限らないのです。
ここでは、サロンでの経験から考えられる原因を紹介します。自分のぬるぬるがどれに当てはまりそうか、ふり返りながら読んでみてください。原因がわかると、見直すところもはっきりしてきます。
すべりを残す設計のシャンプー
1つ目は、シャンプーの設計として、すべりが残るように作られているものです。
傷んだ髪や、細くて絡まりやすい髪は、洗っている最中に髪どうしが絡まりやすくなります。すべりを残すことで、絡まりによる余計なダメージをおさえるように作られているのです。
この場合のすべりは、悪いものではありません。
すすぎ不足
2つ目は、すすぎ不足です。
シャンプーを流す時間が短いと、シャンプー剤が髪や頭皮に残ります。サロンで見ていると、すすぐ時間が足りていない方はとても多いと感じます。
設計によるすべりでなければ、まずすすぎ不足を疑ってみましょう。
髪の状態によるもの
3つ目は、髪の状態によるものです。
同じシャンプーでも、髪の傷み具合や太さによって、すすぎ心地は変わります。今の髪とシャンプーの組み合わせで、すべりが強く感じられることもあるのです。
以前は気にならなかったのに急にぬるぬるを感じるなら、髪の状態が変わっているのかもしれません。
すべりとすすぎ残しの見分け方

「このぬるぬるは、すべり?すすぎ残し?」と迷う方は多いと思います。でも正直なところ、自分で見分けるのはかなり難しいものです。
ここでは、美容師として考える目安を紹介します。むずかしく考えすぎず、毎日のすすぎにそのまま取り入れられる考え方なので、気軽に読んでみてください。
自分の髪だけでは判断が難しい
多くの方は、自分の髪しか触ったことがありません。
そのため、今のぬるぬるがふつうなのか、すすげていないのかを比べることができないのです。そもそも、すすげていないとは思っていない方がほとんどでしょう。
見分けられなくても、自分を責める必要はまったくありません。
すすぐ時間が短ければすすぎ不足
ひとつの目安になるのが、すすぐ時間です。
すすぐ時間が極端に短いなら、ぬるぬるの正体はすすぎ不足と考えてよいでしょう。シャンプーの種類を考えるのは、たっぷりすすいでからでも遅くありません。
一度、時計を見ながらすすいでみると、思ったより短いことに気づくかもしれません。
1分以上たっぷりのお湯で
すすぎは、とにかく1分以上、たっぷりのお湯で流してください。
すすぎすぎることはありません。迷ったら、いつもより長めにすすぐと覚えておけば十分です。
すすぎの手順は、シャンプーの基本の洗い方の記事でくわしく紹介しています。
すすぎ残しで起こること

すすぎ残しが続くと、髪にはどんなことが起きるのでしょうか。はっきり言うと、すすぎ残しでいいことは何もありません。
ここでは、シャンプーとお湯の役割と、すすぎ残しが髪のコンディションにどう影響するのかを紹介します。図解とあわせて確かめてみてください。

汚れを流すのはお湯の役目
シャンプー剤には、髪から汚れを引きはがす力があります。
でも、引きはがした汚れを落とし、洗い流すのはお湯の役目です。シャンプーだけでは、汚れは髪から離れていかないのです。
だからこそ、すすぎの時間が大切になります。
汚れとシャンプー剤がまた髪につく
しっかり流せないと、浮いた汚れとシャンプー剤が、また髪にくっついてしまいます。
せっかく洗ったのに、汚れを髪に戻してしまうことになるのです。これが毎日くり返されていきます。
洗っているつもりでも、すすぎが足りなければ、洗えていないのと近い状態です。
髪のコンディションが悪くなる一方
すすぎ残しがくり返されると、髪のコンディションはどんどん悪くなっていきます。
手触りやまとまりが悪くなり、ケアをがんばっても思うような髪にならない原因にもなりかねません。
使っているアイテムによっては、髪が乾きにくくなることもあります。くわしくは髪が乾かない原因の記事をご覧ください。
すべりが向いている髪

ここまで読むと、すべりは悪いものと感じたかもしれません。でも、すべりが助けになる髪もあるのです。
ここでは、すべりのあるシャンプーが向いている髪を紹介します。自分の髪が当てはまるかどうか、確かめてみてください。当てはまる方は、すべりを無理になくそうとしなくて大丈夫です。
絡まりやすい髪質
1つ目は、もともと絡まりやすい髪質の方です。
細い髪や、毛量が多い髪は、洗っている最中に絡まりやすくなります。ある程度のすべりがあると、指通りがよくなり洗いやすくなります。
シャンプー中に指が引っかかる方は、すべりのあるものを試してみてもよいでしょう。
傷んで絡まりやすい髪
2つ目は、ダメージで絡まりやすくなっている方です。
カラーやパーマをくり返した髪は、表面がこすれやすくなっています。すべりがあることで、洗うときの摩擦をやわらげられるのです。
今の髪の状態は、美容師に見てもらうとわかりやすいでしょう。
しなくてよいダメージを減らせる
すべりがあれば、シャンプー中の絡まりによる、しなくてよいダメージを減らせます。
ただし、すべりがあるシャンプーでも、すすぎはいつも以上にたっぷりがおすすめです。すべりがあると、すすげたかどうかがわかりにくくなるからです。
シャンプーの選び方は、40代50代のシャンプーの選び方の記事で紹介しています。
ぬるぬるが気になるときの見直し

ぬるぬるが気になるときは、見直す順番を決めておくと迷いません。
ここでは、サロンでおすすめしている見直しの順番を紹介します。一度に全部を変えるのではなく、ひとつずつ試してみてください。図解でも順番を確かめられます。

まずはすすぎの時間とお湯の量
まず見直してほしいのは、すすぎの時間とお湯の量です。
1分以上、たっぷりのお湯で流すのが目安です。私自身は、ナノバブルやマイクロバブルを試してみたくて、ほかのメーカーのバブル系シャワーヘッドを使っています。シャワーヘッドを見直すと、すすぎの時間を意識するきっかけにもなります。
ミラブルExは、ミラブルシリーズの新しいモデルです。特長はミラブルExとzeroの違いの記事で紹介しています。
次に使っているシャンプー
すすぎを見直してもぬるぬるが気になるなら、次は今使っているシャンプーです。
たっぷりすすいでも変わらないときは、今の髪に合っていない可能性があります。
仕事柄、新しい商品を使う機会がありますが、すすぎ心地は商品によって本当にさまざまだと感じます。
髪が先で体はあと
最後に、お風呂で洗う順番も確かめてみてください。
私は新しい商品を試したとき、体までぬるぬるした感じがして驚いたことがあります。人によっては、肌トラブルにつながるのではと感じたほどです。
シャンプーとトリートメントを先に済ませて、顔や体はあとで洗うのがおすすめです。流したシャンプーやトリートメントが肌に残りにくくなります。髪の長い方は、流したあとに髪をまとめておくとよいでしょう。
シャンプーのぬるぬるの疑問

ここでは、シャンプーのぬるぬるについてよく聞かれる疑問をまとめました。気になるものから読んでみてください。
髪の状態や使っている商品によって、感じ方は人それぞれです。迷ったときは、担当の美容師に相談してみると安心です。
【Q1】泡立たないときにシャンプーを足してもいいか
泡立たないからといって、シャンプーを足すのはおすすめしません。
シャンプーの量が増えると、そのぶん髪や頭皮に残りやすくなります。すすぎきれずに、ぬるぬるの原因になることもあるのです。
泡立たないときは、シャンプーを足す前に予洗いを見直してみてください。
【Q2】予洗いでぬるぬるは変わるか
予洗いをしっかりすると、少ない量のシャンプーでも泡立ちやすくなります。
使うシャンプーの量が少なければ、そのぶんすすぎもしやすくなるでしょう。予洗いは、38℃くらいのお湯で1分半ほどが目安です。
毛量が多い方は、もう少し長めにしてみてください。
【Q3】2度洗いのときもすすぎは毎回必要か
2度洗いをするときは、1回目も2回目も、しっかりすすいでください。
1回目で汚れやスタイリング剤を落とし、2回目で頭皮をしっかり洗います。1回目のすすぎを手早く済ませると、汚れが残ったまま2回目に進むことになってしまうのです。
2度洗いのやり方は、シャンプーの基本の洗い方の記事で紹介しています。
【Q4】旅行先のシャンプーがぬるぬるするときは
ホテルや旅行先では、ふだんと違うシャンプーを使うことになります。
使い慣れないシャンプーは、泡立ててから頭皮につけ、髪はこすらずに洗いましょう。いつも以上に、徹底的にすすぐのがおすすめです。
絡まりが気になっても、無理にほどかないようにしてください。
【Q5】シャンプーを変えるタイミングは
シャンプーを変えるかどうかは、ボトル1本を使い切ってから判断するのがおすすめです。
目安は、3日で合う・合わない、3週間で手触り、3か月で見た目の変化です。すぐに次の商品へ変えると、本当に合っているかがわかりません。
ただし、かゆみや赤みが出たときは、すぐに使うのをやめてください。
シャンプーのぬるぬるのまとめ

シャンプーのぬるぬるには、シャンプーの設計による「すべり」と、すすぎ残しがあります。迷ったら、すすぎが足りないと考えて、たっぷりのお湯で流しましょう。
- すべりが残るように作られたシャンプーもある
- 見分けにくいときはすすぎ不足と考える
- すすぎは1分以上たっぷりのお湯で
- 絡まりやすい髪にはすべりが助けになる
- 見直しはすすぎ→シャンプー→洗う順番
汚れを流すのはお湯の役目です。毎日のすすぎを少し長くするだけで、髪のコンディションは変わってきます。
「今のシャンプーが合っているかわからない」という方は、担当の美容師に相談してみませんか。今の髪に合ったシャンプーとすすぎ方を、一緒に見つけていきましょう。


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